イソフラボンとエストロゲン

イソフラボンについて調べた時、「エストロゲン」という単語が必ずと言ってよいほど登場します。
エストロゲンは女性ホルモンの一種で、人間の体の女性らしい部分を正常に機能させる働きを見せてくれます。
そのエストロゲンと同様の働きをしてくれると言われているのがイソフラボンです。
では、エストロゲンとイソフラボンは同じものとして考えて良いのでしょうか?
今回は、エストロゲンとイソフラボンについて、ご紹介させて頂きます。

エストロゲン吸収にはレセプターが必要

エストロゲンとイソフラボンがなぜ同じような効果を発揮してくれるのか。
その答えを紐解くには、エストロゲンが体内で働くメカニズムを少しだけ知る必要があります。

エストロゲンが体内に取り込まれるとき、エストロゲンが吸着する箱のようなものによって吸収されます。
つまり、エストロゲンは箱と一体化しなければ体内に取り込まれないのです。その箱のことをレセプターと呼びます。

エストロゲンよりもレセプターの方が多い状態になると、エストロゲンが不足している事になり、逆にレセプター以上にエストロゲンが増加すると、エストロゲン過多となります。

レセプターがエストロゲンと勘違いする

エストロゲンが体内に吸収されるとき、レセプターに吸着される必要がある事をお伝えさせて頂きましたが、イソフラボンにはイソフラボン専用のセレプターが存在するのでしょうか?
その答えは「イソフラボン専用にレセプターは存在しない」です。

では、どうやってイソフラボンは体内に吸収されるのか。その答えは、「レセプターがイソフラボンをエストロゲンと勘違いして吸収する」からです。
エストロゲンの構造とイソフラボンの構造は非常によく似ており、本来ならばエストロゲンが吸着する所にイソフラボンがちゃっかりと吸着されてしまうのです。イソフラボンをエストロゲンと勘違いするわけですね。
これが、イソフラボンが持つエストロゲン様作用です。

エストロゲン様作用がもたらす効果

エストロゲンと勘違いされたイソフラボンは、エストロゲンと同じような作用をします。そのため、イソフラボンを摂取することで、エストロゲンの減少が原因で起こる肌荒れや生理不順といった症状を緩和することができるのです。

また、エストロゲンには血中のコレステロールを減らす作用もあります。
イソフラボンから摂取すれば、イソフラボンが持つ高い抗酸化作用も相まって血液の健康状態を良好にし、悪玉コレステロールが血管内部にこびり付くのを防いでくれます。

血液の健康状態が良くなれば、必要な栄養素を全身の細胞に届けやすくなり、細胞のエネルギー消費効率もアップします。
当然ながらそれは肌細胞にも同様に働いてくれるため、お肌の新陳代謝が促され、若くて健康的な肌を保つことができると言われています。

イソフラボンで美しい肌を

エストロゲンは、年齢と共に減少することが分かってきています。
つまり、若い時はエストロゲンとレセプターの数が一致していたとしても、年齢を重ねることでレセプターの方が多くなってしまうと考えられています。
イソフラボンを摂取することで、空き部屋のようになってしまったレセプターにイソフラボンが収まり、あたかもエストロゲンが収まったかのように働いてくれます。失われたエストロゲンを補うのに役に立つのです。
美しい肌や健康を維持するために、毎日のイソフラボンを始めてみてはいかがでしょうか。

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